PDFに文字を書き込む
先日、あるサービスを利用しようとすると、PDFファイルの申し込み用紙をダウンロードし、FAXで送る手続きが必要でした。PDFファイルを印刷して、手書きで記入し、FAXで送れば良いのですが、手書きというのが、不便に思えました。PDFファイルに、パソコンで文字入力し、印刷できれば便利だろうと、それができるソフトを探してみました。
MediaDriveの「やさしくPDFに文字入力」なら、PDFに文字を入力して、印刷できます。しかし、Pro、v2.0、文書用の3種類あり、どれを選べば良いかわからず、体験版をダウンロードして試してみました。
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やさしくPDFへ文字入力 文書用
新しい製品のようなので、最初に試してみました。この製品は、Windows2000にはインストールできないので注意が必要です。
PDFを読み込み、その上に、ドロー系のソフトで絵を描いていく感覚で使えるソフトです。申請書類に文字を入力する使い方より、プレゼンテーションの書類に図や文字を記入してメモとして残しておくような使い方の方が適していると思いました。
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やさしくPDFへ文字入力 v.2.0
こちらは、Windows2000でも使うことができました。
この製品は、今回の私の目的「申請書類に必要な項目を記述する」ことに、ぴったりのソフトでした。PDF、あるいは、画像(BMP,TIFなど)を読み込み、自動作成をクリックすると、記述する項目と思われる部分を自動的に探し出して入力ボックスを設定してくれます。入力ボックスに、記入して、印刷すれば、簡単に申請書類を作ることができます。ただし、綺麗な書類を作ろうとすれば、フォントのサイズや、文字の位置(右寄せ、左寄せなど)を、設定しなければいけません。
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やさしくPDFへ文字入力 PRO v.4.0
PROとあるだけに、「やさしくPDFへ文字入力 v.2.0」の上位版です。
今回の私の目的では、「やさしくPDFへ文字入力 v.2.0」との違いは感じませんでした。線を引けるのが便利かなと感じる程度でした。
3種類の中では、「やさしくPDFへ文字入力 v.2.0」が、今回の私の目的に、ぴったりだったのですが、機能的には、「やさしくPDFへ文字入力 文書用」が使い道がありそうです。文字を入力する枠を手動で設定することを除けば、「やさしくPDFへ文字入力 v.2.0」より、機能が豊富で、表現力が豊かです。しかし、入力する枠を自動で設定できることこそ、このシリーズの良さだと思うので、それができない「やさしくPDFへ文字入力 文書用」は、魅力が半減していると思います。また、やや動作が重く感じられるのも、マイナスです。この2つのソフトを統合して、動作が軽くなれば、買っても良いと思いました。
体験版を使ってみて感じたのは、1枚だけの書類なら、手書きの方が簡単だということです。入力する枠に綺麗に記入するには、フォントのサイズや文字の位置を設定しなければなりません。例えば、はがきの郵便番号の部分であれば、郵便番号の部分を均等に設定しなければ、文字が、はがきの赤い枠に入らず偏ってしまいます。また、日付ならば、右寄せの方が、見た目が良くなります。自動で、ある程度はやってくれますが、見栄えの良い書類にするには、それなりに手間が掛かってしまうのです。
ただ、作成した書類を修正したり、何枚も印刷するなら、こういったソフトも便利だと思います。
また、PDFに限らず、あらゆる印刷できる書類について、その上に文字を書き込むだけなら、実は、フリーソフトを組み合わせても可能です。ただし、この場合は手軽とはいえないので、手書きの方が良いかもしれません
特許用の図を描く
特許用の図を描く機会があったのですが、私の所有しているソフトでは、目的の図を描くのが大変でした。特許用の図は、解像度(dpi)と大きさ(何mm×何mm)で指定されています。一方、普通のソフトは、ピクセル(ドット)で大きさを表すものがほとんどです。印刷時の解像度や大きさについて考慮されているものは多いのですが、画面で編集しているとき(ファイルへの保存)の解像度に考慮されているものは少ないのです。その結果、画面上の見た目や印刷は、希望通りのものができますが、BMP、GIF、JPEGといったファイルに保存した画像は、使い物にならないということになってしまいました。電子出願のソフトに図のファイルを読み込ませると、小さくなってしまうのです。例えば、400DPIの解像度のBMPファイルが欲しい場合、画面は、96DPI程度が普通ですから、希望していた大きさの4分の1のサイズになってしまいます。最初から、4倍のサイズで描けば、ほぼ希望通りになりますが、文字フォントの大きさを4倍、線の太さを4倍などと考えるのは面倒です。
一番簡単な解決方法は、ファイルに保存する際に希望の解像度を指定できるソフトを使うことです。でも、使い慣れたソフトを使いたいものです。
現実的には、図を印刷し、それをスキャナで読み込む方法が、一番、簡単です。しかし、印刷して、読み込むというのは、無駄な作業です。
そこで、私のとった方法は、普通のアプリケーションから印刷するときに、ポストスクリプトプリンタを選び、ファイル出力をして、.psファイルを作ります。そのファイルを、GhostScriptを使って、BMPやJPEGに変換するという方法です。必要なら、このファイルから、GIFに変換しても良いです。
指定の解像度(DPI)を持つ画像ファイルを出力する方法 (WindowsXP)
用意するのは、Ghostscriptと、GSviewです。以下のサイトから、ダウンロードできます。
Ghostscript, Ghostview and GSview
私は、
Gostscript gs811w32.exe
GSview gsv45w32.exe
RedMon redmon17.zip(必須ではない)
をダウンロードしました。
・プリンタの設定
最初にプリンタの設定を行います。プリンタを購入する必要はありません。ドライバのみが必要なのです。
ポストスクリプトプリンタであれば、どれでも良いように思いますが、私は、「Apple Color LaserWriter 12/600 PS-J」のドライバをインストールしました。インストールの方法は、普通のプリンタドライバをインストールする方法と同じです。ただし、ポートは、FILEを選びました。
または、以下のドライバをインストールしても良いようです。詳しくは、参考にしたホームページを見てください。
Adobe Universal PostScript Windows Driver Installer 1.0.6 - Japanese
Windows XP PPD Files: Adobe
・GhostscriptとGSviewのインストール
Ghostscriptと、GSviewをインストールします。
・使ってみる
いつものソフトを使って、絵を描き、印刷します。このとき、プリンタは、上記のプリンタを指定します。出力時にファイル名を聞いてきますが、デフォルトでは、Output.prnというファイル名になる(空欄の場合もある)ので、output.psのように拡張子を、「.ps」にします。
次に、GSviewを使って、保存したファイル(output.psなど)を読み込みます。
メニューの、File−>Convertを選択して、必要なファイルタイプを指定します。例えば、Device:bmpmono、Resolution:400として、ファイルを保存します。この例では、400dpi、モノクロのbmpファイルが生成されます。
・参考までに
この方法の利点は、使い慣れたソフトを、普通に使って、できることです。高価なソフトは必要ありません。4倍サイズで描く必要もありません。簡単です。
GSviewを立ち上げて変換するのが面倒であれば、RedMonを使うことにより、印刷を選んだだけで、指定のファイルを生成することができるそうです。私は、必要な画像ファイルが、BMPとは限りませんし、解像度も200dpiの場合があるので、使っていません。
参考にしたホームページ
フリーソフトで PDF を作成する方法
PDFMaking
PDFをフリーソフトで「快適に」作る
Ghostscriptでpdfを作成